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なにをする?なぜする?

ことしもあと2週間となりました。


かなり寒くなってきましたね。



そして、今日は総選挙の日でもありますね。


明日以降の世界がどう変わっているのか?



久しぶりに、ニュースをみていると、いろんな悲しい出来事などの情報が



大量に流れ込んできました。





ひとつひとつのニュースに、被害を受けた人の思いに、どうしてこんなことが・・・と考えていたら、
自分の気持ちが持たないなぁとも感じました。




そうか、毎日ニュースをみていたときは、情報は得ても、あまり考えていなかったのかも。












ことしはブログの更新がほとんどできませんでした。。






目の前にやるべき(と思っている)ことが、たくさん並べられていて、必死でこなしていました。



でも、あるとき、それでもこなせなくなってきて、


不燃感がでてきて、




・・・




結局、なにかをする(拾う)ために、なにかをしない(捨てる)、という




「取捨選択」を意識するようになって、




やっと、おちついて振り返る(省察する)ことができるようになったと思います。







ほんと、振り返る時間って大事だなって思います。





みなさん、どうやって振り返っているんですかね??













「どうやってするか?」(問題解決)ばかりに気を取られ、




本来大事な「なにをするべきか?」(問題発見)が、見えにくくなっていたのかもしれません。







何事も、まずはしっかりと問題を見定めていくことが大事なんだろうと思います。








どの宿題から手をつけようか・・・ではなくて、

宿題を通してなにを得るのか、自分の課題はなにか?




どんな練習をするか・・・ではなくて、

練習を通して、身につけたいことはなにか、目標はなにか?





どの政党(候補者)を選ぶか・・・ではなくて、

社会の問題は何で、どんな社会にしたいか?






ちょっと頭でっかちな気もするけれど、




でも、資源は有限




有意義な資源の使い方をするためには、「なにをするべきか?」






たまには、ゆっくり、きちっと考える時間って大切かもしれないですね。
(と、自分に言い聞かせ)






ことしもあと2週間、





地にあしつけて考えていきたいと思います。



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VQ(意志質問紙)の活用に関する勉強会をしました。 その備忘録として、一部の内容(あくまで臨床で活用するための個人的な解釈に拠ります)をご紹介します。 *** なお、本勉強会は、マニュアルを参考にしつつ、個人的な経験と解釈を加えて資料を作成しましたことをご了承ください。 da las Halas CG. Geist R. Kielhofner G(山田孝・訳):意志質問紙法(VQ)改訂第 4 版使用者手引書.日本作業行動学会,東京, 2009. まず、この勉強会では、VQを知って、自分たちの臨床実践に取り入れていったらよいのではないか、という見立てのもと行われました。 臨床では、回復期リハ病棟であっても、病棟生活をより充実して過ごして頂くために、集団活動プログラムが行われているところもあります。また、マンツーマンであっても、対象者の方の心理・社会的な側面を捉えアプローチしている場面も多々あります。 ですので、「客観性に立脚」した評価に加え、「対象者の主観性に立脚」した評価の両側面から捉える必要があると言われています。 しかし、いざ対象者の主観性を捉えようとしても、どんな視点を持って観察したらよいのかわからないというのもあります。 また、語れない、筆記できない対象者もいらっしゃいます。そんな時に観察型の評価であるVQが役立つと思われます。 また、VQの14の質問項目は、セラピストの観察の目を肥やすのに役立つだろうし、観察したものを言語化して、分析し、他職種や家族などに伝える際にも役立つと思われます。 そして、VQを知ることは、人間の作業行動を知ることでもあると思います。 なぜ、作業歴や生活歴を聞くのか、なぜ作業の環境設定にいちいちこだわるのか。 人間作業モデルのリーズニングに繋がっていくのではないでしょうか。 *** 詳しくは、マニュアルを参照下さい(日本人間作業モデル研究所HP) http://rimohoj.or.jp/manual.html 人間作業モデルの勉強を始めたい方はこちらの記事へ 「臨床で使ってみよう。 人間作業モデル 」

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